

株式市場概況
米国株の上昇を好感し、日本株は高く取引が始まりましたが、日経平均株価は2万円を前に利食いの売りが優勢となり伸び悩み、TOPIX指数は前日比+0.27%の1584ポイント、日経平均株価は+0.25%の19,919円で取引を終えました。日経平均株価の高値は19998.49円と、2万円にあと1.51円のところまで迫りましたが、あと一歩及ばずというところでした。
個別株では日本郵政による買収報道により、前日ストップ高していた野村不動産は本日は下落し、前日比-92円の2436円となりました。昨日決算発表と同時に自社株買いを発表した三菱UFJFG(8306)は、寄付きこそ731.1円と前日比+9.6円でしたが、その後は売られ結局前日比-1.8円の719.7円で取引を終えました。
セクター別では値上がり22、値下がり11となりました。上昇が大きかったのはパルプ紙、石油石炭、食料品、下落が大きかったのは鉱業、不動産、保険でした。スタイルインデックスではマザーズ、コア30、TOPIXグロースと、前日に引き続き成長関連が物色されたことが分かります。唯一の下落はREIT指数でした。

経済指標では日本の第三次産業活動指数(3月、前月比)があり-0.2%と(前回0.2%→0%)と減速気味の結果となりました。

マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比6.71ポイントの1070.61ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は113(48.1%)、下落銘柄数は115(48.9%)、変わらずは7(3.0%)、売買代金は前日比69億円の1171億円と前日比で増加しました。
上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比350、終値11,510)、ミクシィ(2121、前日比70、終値6,770)、CYBERDYNE(7779、前日比22、終値1,556)、下落寄与度上位銘柄はジーエヌアイグループ(2160、前日比-37、終値480)、Gunosy(6047、前日比-40、終値2,132)、FFRI(3692、前日比-150、終値5,080)となりました。売買代金上位銘柄はソレイジア・ファーマ(4597、前日比77、終値625)、ミクシィ、ビーグリー(3981、前日比158、終値2,170)でした。

マザーズ先物は前日比8ポイントの1059ポイントで一日の取引を終えました。出来高は53枚でした。
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