

株式市場概況
米国株が政治停滞リスクから下落したことを受け、日本株も弱い展開となりTOPIX指数は前日比-1.32%の1555.01ポイント、日経平均株価は前日比-1.32%の19553.86円となりました。米国の10年金利が前日比10ベーシスポイント低下したことから、金融関係が弱く、また金利の低下の影響からドルが下落したことから輸出関連銘柄も売られました。
セクター別では値上がりが4、値下がりが29となり、上昇は海運、食料品、陸運、電気ガスと主にディフェンシブが、下落が大きかったのは保険、銀行、証券・保険と金融が並びました。スタイルインデックスではREIT指数以外が下落しました。下落が大きかったのはTOPIXバリュー、コア30と、昨日に引き続き大型のバリュー株でした。

経済指標では日本のGDP(1Q・年率前期比)+2.2%(前回1.2%→1.4%)と予想、前期を上回る値となりました。設備投資が+0.2%と予想を上回ったことが好影響となったようです。
トランプ大統領の大統領選におけるロシアの疑惑の調査を監督する特別監査官に、ロバート・ミュラー元FBI長官が任命されることを米司法省が発表しました。また、24日には先に解任されたコミー前FBI長官の公聴会があります。

マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比-9.70ポイントの1057.18ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は54(23.0%)、下落銘柄数は173(73.6%)、変わらずは8(3.4%)、売買代金は前日比-158億円の858億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はサイバーステップ(3810、前日比212、終値2,387)、アカツキ(3932、前日比200、終値6,270)、プレシジョン・システム・サイエンス(7707、前日比31、終値491)、下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-240、終値11,040)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比-12、終値457)、ACCESS(4813、前日比-40、終値827)となりました。売買代金上位銘柄はソレイジア・ファーマ(4597、前日比8、終値623)、ミクシィ(2121、前日比10、終値6,770)、アカツキ(3932、前日比200、終値6,270)でした。

マザーズ先物は前日比-10ポイントの1044ポイントで一日の取引を終えました。出来高は277枚でした。
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