
株式市場概況
TOPIX指数は前日比-0.69ポイント(-0.05%)の1382.01ポイントとなりました。朝方は円安の影響から日本株は前日比で強い動きとなりましたが、前場半ばからドル円が円高傾向に動き始め、株価も弱含みました。結局、前日比ほぼ変わらずで一日の取引を終えました。
セクター別では上昇にその他金融、証券・商品、不動産など、下落に海運、空運、精密機器などが入りました。その他金融は、前日決算を発表したオリックス(8591、前日比+124円、終値1619.5円)が買われ、同業他社にも追随買いが入り上昇幅が大きくなりました。海運は、日本郵船(9101)の通年の経常損益が200億-300億の赤字となるとの観測を日経新聞が報道したことから、弱含みました。
3度目の下方修正を発表したキヤノン(7751)は、前日比-91.5円安の2961.5円と売り優勢となりました。JPモルガン証券では投資判断を「中立」から「アンダーウェイト」に引き下げました。LINE(3938)は前日発表した決算が振るわず、前日比300円安の4,495円まで売られました。日中、決算を発表した富士通(6702)は営業利益が前年同期比2.5倍となり、市場予想を大きく上回ったことが好感され、前日比43.5円高の599.3円まで上昇しました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比-2.74ポイントの936.27ポイントで取引を終えました。上昇銘柄数は97(45%)、下落銘柄数は105(49%)、変わらずは14(6%)、騰落レシオ(25日)は103.3、売買代金概算は前日比-17億円の577億円となりました。
指数下落寄与度上位銘柄はそーせい(4565、前日比-270円、終値16,020円)、CYBERDYNE(7779、前日比-21円、終値1,569円)、ジグソー(3914、前日比-180円、終値6,600円)、上昇寄与度上位銘柄はグノシー(6047、前日比+123円、終値1,413円)、アスカネット(2438、前日比+82円、終値1,125円)、ミクシィ(2121、前日比+20円、終値3,770円)、売買代金上位はメタップス(6172、前日比+91円、終値2,237円)、そーせい、Jストリーム(4308、前日比-28円、終値466円)となりました。
アスカネットは10時に来年3月以降にエアリアルイメージング事業において、海外市場を開拓すべく、海外展示会への出店を進めていくということを発表し、株価が急上昇しました。エアリアルイメージとは空中ディスプレイを刺しているようで、注目度が高い技術のです。
マザーズ先物概況
マザーズ先物は前日比+0.5ポイントの932.5ポイントで取引を終えました。出来高は34枚、前日時点の建玉は3,619枚となりました。
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