JGBトレーディングフロア(2020年6月2日)

債券市場は一部の長期債が小幅売られるも全般はほぼ横ばい。4日の30年国債入札に向けた調整売りが上値を重くする一方で、この日の10年債入札がプラス利回りでの応札から無難な結果となり、底堅さをキープ、朝方安く始まった先物も買い戻された。

【メモ】
☆10年債入札(358回債リオープン,CPN0.1%)入札結果
最低落札価格100円96銭(0.001%)、平均落札価格100円98銭(0.000%)、応札倍率3.36倍(前回4.09倍)。(事前予想中央値100円96銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年6月1日)

債券市場は超長期債が下落。日銀の買いオペで超長期債に対する増額期待が薄れて売りが優勢となり、新発30年と40年債利回りは1年ぶりの水準まで上昇、一方、明日に10年債入札を控える長期債は、利回りがプラス圏に入って底堅い動きとなり、利回り曲線はスティープ化した。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年3400憶円、25年超300憶円、物価連動債300億円(金額据え置き)。応札倍率はそれぞれ2.44倍、4.34倍、4.48倍。

【今週のスケジュール】
6/1
<国内予定>
日銀買いオペ(1-3年、25年超) / 法人企業統計 / 新車販売台数(5月)
<海外予定>
【米国】ISM製造業景況指数(5月) / 建設支出(4月)

6/2
<国内予定>
10年債入札 / マネタリーベース(5月)
<海外予定>
【米国】米自動車販売 (5月)
【欧州】ユーロ圏製造業PMI (5月)
【その他】豪中銀、政策金利発表
韓国GDP(1Q)

6/3
<国内予定>
日銀買いオペ(3-5年、10-25年) / じぶん銀行 日本PMI (5月)
<海外予定>
【米国】米アルファベット年次株主総会 / 米製造業受注(4月) / 米ISM非製造業総合景況指数(5月)
【欧州】ユーロ圏PPI(4月) / ユーロ圏失業率(4月) / 独失業率(5月)
【その他】ティフ・マックレム氏、カナダ中銀総裁就任 / 豪GDP(1Q) / 中国財新PMI (5月)

6/4
<国内予定>
30年債入札 / 対外・対内証券投資(5月24-30日)
【米国】米貿易収支(4月)
【欧州】ECBが政策金利発表 / ラガルド総裁会見 /ユーロ圏総合PMI(5月) / ユーロ圏小売売上高(4月)
【その他】中国天安門事件から31年

6/5
<国内予定>
日銀買いオペ(1-3年、3-5年、5-10年) / 国庫短期証券(3カ月)入札 / 家計支出(4月) / 景気先行指数(4月)
<海外予定>
【米国】米雇用統計(5月)
【欧州】独製造業受注(4月)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年5月29日)

債券相場は超長期債を中心に下落。日銀がこの日の買いオペでオファー額を据え置いたため、国債の増発を前に先行して6月分より買い入れ額を増やすのではとの期待が後退した。実際、夕方公表された6月のオペ運営方針では、超長期ゾーンをはじめ、1年以下と1-3年の区分が据え置き、3-5年は回数が増えるもオファー上限が引き下げられ、また5-10年はオファー額の下限の引き上げのみで、全体的に微調整にとどまった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、3-5年3500憶円、5-10年3700憶円、10-25年1200億円(金額据え置き)。応札倍率はそれぞれ2.10倍、2.56倍、3.99倍。


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ウィークリーレポート(2020年5月29日)

5月第3週のNYダウは+3.75%と上昇、日経平均も+7.31%と大幅上昇となりました。

木曜日に発表された投資部門別売買動向では、海外投資家が現物先物合算で3864億円の買い越しと、15週ぶりに買いに転じました。海外投資家が売り続けていた15週間の間に日経平均は3月の底値を付けたあと34%の上昇となっており、また、先物の手口情報では、欧米系証券が5/25~5/29の1週間で23997枚の買い越しとなっていることからショートカバーが一気に進んできたと思われます。

5/22時点での裁定残高は2兆5707億円と過去最高を更新、買い残高を差し引いたネットでは2.1兆円の高水準となっています。2014年以降のデータでは裁定残高が10億円増える毎に日経平均は1.22円上昇していますので、仮に2.1兆円全て買い戻されるなら22930円までの上昇となります。
ただし、当期+来期の予想PERから見た日経平均のレンジは+1σの水準が20930円で、金曜引け値の21877円はこの水準を大きく乖離しています。過去のパターンからは、+1σの上限ラインを超えるとその後急落となっています。ショートカバーがひとしきり終わった後の急反落を考えると、コール買い/先物売りなどガンマロングポジション、または現物株買い/1552VIX短期ETFのヘッジ買いなど上昇下落両方を睨んだポジショニングがワークしそうです。


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JGBトレーディングフロア(2020年5月28日)

債券市場では中短期債が上昇。前日に2次補正に伴う国債増発の計画が示され、警戒されたこの日の2年利付国債入札が順調な結果となり、買いが優勢となった。一方で超長期債は軟調となり、イールドカーブはスティープ化。
明日の日銀オペと、夕方に発表される6月の買いオペ方針が注目されており、7月からの国債増発を前にオファー額の増加を予想する向きもあるようだ。

【メモ】
☆2年債入札(413回債,CPN0.1%)入札結果
最低落札価格100円54銭0厘(-0.169%)、平均落札価格100円54銭6厘(-0.172%)、応札倍率5.28倍(前回5.43倍)。(事前予想中央値100円53銭)


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