JGBトレーディングフロア(2025年2月10日)

債券相場は下落。日米首脳会談で警戒された円安是正への言及がなく、安心感から先物買いが先行したが、勢いは続かなかった。日銀の追加利上げ継続で政策金利の到達点(ターミナルレート)が高まるとの見方から次第に売りが優勢になった。
日銀の利上げ到達点がこれまで想定していた1%ではなく、1.25%の可能性があると市場が思い始めているとの声も聞かれた。明日の祝日に挟まれた結果、取引参加者も少ないようで売り一巡後はもみ合いとなった。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年2月7日)

債券相場は下落。長期金利は約14年ぶりの1.3%に上昇した。明日からの日米首脳会談で円安是正が議論されるとの思惑が浮上する中、日銀の追加利上げ観測が高まった。利上げに対する感応度が高い2年や5年の中期債利回りは08年以来の高水準を更新した。
この日の日銀が実施した国債買い入れオペの結果が弱かったことも、午後の下げ幅拡大を促した。日銀は1月の金融政策決定会合以降、市場の利上げ織り込みが前倒しされるようなタカ派的な情報発信を続けており、日米首脳会談が不透明な状況の中で中期債中心に売られたとの見方。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3000億円、3-5年3000億円、5-10年3250億円。応札倍率は、それぞれ3.17、4.08、1.99倍。


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JGBトレーディングフロア(2025年2月6日)

債券相場は上昇。30年債入札が順調だったことを受けて買いが優勢になった。この日の日銀田村委員の講演を受け、追加利上げへの警戒感から金融政策に敏感に反応する2年債や先物が売られる場面もあった。
元々タカ派といわれる田村委員の発言は想定内だったため、影響は限定的だった。30年債入札がかなり強かったため、これまで調整局面にあった超長期債中心に買われイールドカーブのフラット化が進んだ。

【メモ】
☆10年債入札(85回、CPN2.3%)落札結果
最低落札価格100円10銭(2.294%)、平均落札価格100円17銭(2.290%)、応札倍率3.74倍(前回3.72倍)、(事前予想価格99円90銭)
☆田村審議委員講演「わが国の経済・物価情勢と金融政策(長野県金融経済懇談会における挨拶要旨)」
https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2025/data/ko250206a1.pdf


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JGBトレーディングフロア(2025年2月5日)

債券相場は下落。朝方発表の毎月勤労統計が事前予想を上回り、日銀の利上げ継続の後押しとなるとの見方が売りにつながった。特に金融政策変更の影響を受けやすい中期債を中心に利回りが上昇した。また、この日の衆院予算委員会に出席した植田日銀総裁があらためて「(日本経済は)インフレ状態にある」と発言したことも日銀の利上げ前倒しへの警戒感を強めたようだ。

【メモ】
☆日銀植田総裁、日本経済は「インフレ」 首相と認識に違い(日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0429I0U5A200C2000000/


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JGBトレーディングフロア(2025年2月4日)

債券相場は下落。長期金利が一時2011年以来の高水準(1.270%)をつけた。日銀の利上げ継続姿勢を警戒して売りが優勢だった。
この日の10年国債入札は強めの結果になったが、相場の支えにならず、また米国の対中関税発動を受けて一時、下げ幅を縮小する場面もあったが続かなかった。投資家の金利水準が見合っていないわけではないが、日銀からタカ派的な情報発信はタイミングが悪いとの声も聞かれた。

【メモ】
☆10年債入札(377回、CPN1.2%)落札結果
最低落札価格99円44銭(1.263%)、平均落札価格99円47銭(1.260%)、応札倍率3.18倍(前回3.36倍)、(事前予想価格99円42銭)


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