JGBトレーディングフロア(2024年6月21日)

債券相場は下落。米国の早期利下げ観測の薄まりで米長期金利が上昇したことに加え円安の進行を受けて日銀の早期政策修正が警戒された。7月末の日銀の金融政策決定会合では国債買い入れ減額の具体案が公表される予定となり、同時の追加利上げはないとの見方が強まっていたが、為替が再び159円台と円安に傾いていることからその可能性も再び蒸し返されつつあるようだ。週末で、売り一巡後はもみ合いとなったが、当面、円安基調の反転が見られないうちは上値の重い展開が続きそうだ。なお、日銀はこの日の夕方、長期国債買入れを減額について、市場参加者との意見交換を行う「債券市場参加者会合」を7月9日と10日に開催すると発表した。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年6月20日)

債券相場は中長期債中心に下落。前日に上昇した反動に加え米長期金利が時間外取引で上昇していることが売り圧力につながった。昨日の国債発行の年限短期化検討の報道をきっかけに上昇した超長期債は朝方こそ買いが先行するも、その後はじり安の展開となった。またこの日の5年債入札も無難な結果となったが、その後の流通市場での需要が弱く、先物や長期債なども売り圧力が強まった。元々中長期ゾーンは国債買入れ減額の中心と目されており、さらに年限短期化となれば、需給悪化につながるのではとの声も聞かれた。

【メモ】
☆5年債入札(169回、CPN0.5%)落札結果
最低落札価格99円92銭(0.517%)、平均落札価格99円94銭(0.512%)、
応札倍率3.97倍(前回3.90倍)、(事前予想価格99円92銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2024年6月19日)

債券相場は超長期債が堅調。前日の流れを引き継ぎ、上値の重い展開続くも、午後に入り「財務省が国債発行の年限を短期化する方向で検討」との報道が伝わり、残存期間の長いゾーンの需給が改善するとの見方から買いが入った。一方、中長期債は、引き続き次回の日銀金融政策決定会合で決定する国債の買い入れ減額計画に対する不透明感で上値が抑えられた。その結果、一部でイールドカーブのスティープニングポジションの解消の動きも観測されたようだ。

【メモ】
☆国債発行の年限短期化へ、日銀減額方針で財務省検討-提言案(出所:Bloomberg News)


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JGBトレーディングフロア(2024年6月18日)

債券相場は下落。米国で長期金利が需給悪化懸念で上昇した流れを引き継ぎ売りが優勢だった。7月の日銀会合で国債買い入れ減額計画の決定をはじめ、追加の利上げ観測などがある中で、少なくとも当面の金利低下シナリオは描きにくく、この日は高値警戒感が強まった。特に前日に超長期債が先行して売られたことがセンチメントを悪くしたとの声も聞かれた。この日実施された定例の国債買い入れオペでは、対象となる全年限の買い入れ額を前回オペから据え置き、オペ結果もおおむね無難な結果。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3750億円、3-5年4250億円、5-10年4250億円、10-25年1500億円。
応札倍率は、2.36、2.11、2.82、2.41倍。


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JGBトレーディングフロア(2024年6月17日)

債券相場は先物と短中期債が上昇。フランスの政治懸念からリスク回避が広がり、独・米の金利が低下した前週末の流れを引き継いだ。一方、日銀が14日の金融政策決定会合で国債買い入れ減額の具体案を先送りしたことによる不透明感が相場の重しとなっており、超長期債は下落した。

【メモ】
☆マクロン仏大統領は前週、欧州議会選挙での惨敗を受けて6月30日と7月7日の2段階に分け国民議会(下院)選挙を実施すると表明。世論調査でポピュリストのルペン氏率いる極右政党・国民連合(RN)が高い支持率を集めており、フランスの財政・金融システムや欧州全体の政治リスクに発展する可能性が警戒されている(出所:bloomberg News)


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