JGBトレーディングフロア(2016年9月29日)

(11:15)
本日の2年債入札(369回)は、無難な結果との見方。
9/21以降マイナス金利の深堀り期待、日銀買いオペの中期債増枠の思惑などで利回りは上昇しにくい地合いだが、-0.300%とすでに節目に到達、積極的な応札も手控えられよう。
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/offer20160929.htm

2-5spread

(12:35)
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/offer20160929.htm
応札倍率は3.78倍と前回より低下。

(17:30)
明日は、引け後に発表される日銀買いオペの「当面の長期国債買入れの運営について」(10月分)で超長期をはじめ、残存期間別のオファー金額に変更があるかに注目集まる。

参考: 「当面の長期国債買入れの運営について」(9月分)
kaiope

引け後の国債利回り
160929yield


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2016年9月28日)

(10:10)
日銀買いオペ 1-3年、3-5年、10-25年、25年超
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/of160928.htm
オファー金額は従来通り。

(12:00)
落札結果
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/ba160928.htm
3-5年の利回りはそれほど伸びず、後場の先物はもみ合いか。

(17:30)
引け後の国債利回り
160928yield


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2016年9月27日)

(17:30)
円高・株安が追加緩和期待を高め、中期債中心に利回りが低下し先物も152円台を回復、この日の40年債入札は波乱なく通過。
米国大統領選TV討論後の株・為替の反転には特に反応なく、終日しっかりの展開。
日銀が0%に誘導目標を設定した10年債利回りは前日比2毛強い-0.08%に低下、マイナス幅拡大は日銀の許容度を試す動きとの声も。明日以降の買いオペのオファー金額増減に引続き注目集まる。
2-5-10-20-30yield

引け後の国債利回り
160927yield


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投資部門別売買状況(2016年9月2週 9月12日~9月16日)

マザーズ市場概況

9月9日のマザーズ指数の引け値は968.72、9月16日の引け値は911.73ポイントと、前週末比で5.9%下落したのが9月2週でした。現物は海外投資家が107億円の売り越し、個人投資家が83億円、事業法人が10億円買い越しました。先物では、個人が1.7億円買い越し、自己が1.6億円売り越しました。

20160902-mothers

2市場1・2部概況

9月2週のTOPIXは前週末比で2.4%下落しました。海外投資家が現物・先物合計で7,192億円と大きく売り越し、それを自己が3,964億円、個人が2,404億円、投信が796億円買い越しました。

20160902-12

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デイリーレポート(2016年9月26日)

20160926

マザーズ概況

マザーズ指数は前日比-5.08ポイントの939.73ポイントで取引を終えました。前場はバイオ関連銘柄が強い展開が継続し、前日比プラスで推移していましたが、後場から売り物が目立つ展開となり、前日比でマイナスとなりました。マザーズの上昇銘柄数は106(48%)、下落銘柄数は102(46%)、変わらずは12(5%)、騰落レシオ(25日)は101.9、売買代金は887億円と前日比で185億円増加しました。

指数下落寄与度上位銘柄はエナリス(6079、前日比-300円、終値1,015円)、ミクシィ(2121、前日比-75円、終値3,610円)、CYBERDYNE(7779、前日比-21円、1,613円)、上昇寄与度上位銘柄はサンバイオ(4592、前日比+108円、終値1,595円)、日本アセットマーケティング(8922、前日比+7円、111円)、ナノキャリア(4571、前日比+24円、終値1,021円)、売買代金上位はエナリス、そーせい(4565、前日比-110円、終値17,650円)、リファインバース(6531、前日比+700円、終値4,060円)となりました。

エナリスは特設注意市場銘柄等の指定解除も、足元それを織り込んで上昇しており、ストップ安まで売られました。サンバイオは野村証券のリポートで、再生細胞薬の臨床試験がかねがね順調に進展していることが確認できたと掲載され、上昇幅が大きくなりました。日本アセットマーケティングは23日に業績修正を発表し、最終利益が従来予想比で2.4倍とされたことが好感され、上昇しました。

バイオ関連銘柄の盛り上がりはノーベル生理学・医学賞を日本人研究者がとるかも知れないと報道されていることが要因となっている。10月3日に生理学・医学賞が発表される予定であり、発表が注目されます。

マザーズ先物概況

マザーズ先物は前日比-4.5ポイントの924ポイントで取引を終えました。出来高は392枚、前日時点の建玉は3,056枚に増加しました。

株式市場概況

TOPIX指数は前日比-1.02%の1335.84ポイント、上昇銘柄数523、下落銘柄数1,321で取引を終えました。米国市場の下落を受け朝方から弱い展開となっておりましたが、後場に入ると一段安しました。黒田日銀総裁が講演で、今後の追加緩和はマイナス金利の深堀と長期金利操作が中心的手段であると述べたことにより、銀行株が売られたことが後場の下落の要因となりました。

また、本日より臨時国会が召集され、安倍首相の所信表明演説がありました。内容は、未来への投資を経済成長の原動力とし、デフレ脱却を目指すとのものでした。目新しい材料はなかったため、特に反応は見られませんでした。

注目のニュース

本日から日本では臨時国会が召集されます。第2次補正予算が10月中頃に成立する見通しで、その後の注目はTPP法案の成立です。野党の反対が見込まれているため、成立は一筋縄ではいかないようですが、TPPのもう一つの大国である米国の大統領候補である、ヒラリー・クリントン、ドナルド・トランプは共にTPPに反対しているため、オバマ大統領が在任中に日米ともに承認しておきたいところです。

米国では大統領選を前にした初のテレビ討論会が26日に行われます。大統領選までに3回行われるうちの1回目です。今のところヒラリー・クリントン候補優位となっておりますが、トランプ候補が良いところを見せられるかに注目です。

また、23日にオバマ大統領がテロ支援国提訴法に拒否権を行使し、議会に差し戻したとの報道がありました。以前もこの欄で取り上げ、サウジアラビアが米国内の資産を売却に動く可能性に言及しているため、その動向が注目されます。しかし大統領が拒否権を行使しても、上下両院の3分の2以上の賛成で覆せるため、今後もこのニュースから目が離せません。

そのほか、原油価格の下落に苦しむサウジアラビアは、国内銀行に200億リアル(約5,300億円)を超える緊急支援を行うことが報道されていました。産油国は財政が苦しく、SWF

(政府系ファンド)が保有資産の売却を年初から継続していると見られます。今週のOPECの非公式会合では、生産削減は合意されない見込みで、今後も原油価格は上昇せず、産油国の景気は苦しい展開が継続するかもしれません。

リンク

政府・与党、TPPを最優先 臨時国会26日召集(日経新聞)

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS24H0Q_U6A920C1PE8000/

米大統領選のTV討論会、過去最高の1億人が視聴か(ロイター)

http://jp.reuters.com/article/usa-election-debate-ratings-idJPKCN11T099

「テロ支援国提訴」に米大統領が拒否権行使(読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/20160924-OYT1T50122.html?from=ytop_main2

オバマ氏、テロ支援者制裁法に拒否権行使(CNN.co.jp)

http://www.cnn.co.jp/usa/35089481.html

サウジアラビア 国内銀行に200億リアル緊急支援(テレビ東京)

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_118625

筆者休暇のため27日、28日は休みます。

本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会