債券相場は長期債と先物を中心に小幅上昇。米長期金利が時間外取引で低下したことを背景に買いが優勢となった。この日の日銀オペでは、25年超の結果が応札倍率の上昇とともに弱めとなったが、相場への影響は限定的だった。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年42500憶円、3-5年3500憶円、10-25年1200憶円、25年超300憶円(金額据え置き)。応札倍率はそれぞれ1.56、3.48、4.42、5.44倍。
日本国債並びに日本国債先物市場で気になるポイントをとりあげます。
債券相場は長期債と先物を中心に小幅上昇。米長期金利が時間外取引で低下したことを背景に買いが優勢となった。この日の日銀オペでは、25年超の結果が応札倍率の上昇とともに弱めとなったが、相場への影響は限定的だった。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年42500憶円、3-5年3500憶円、10-25年1200憶円、25年超300憶円(金額据え置き)。応札倍率はそれぞれ1.56、3.48、4.42、5.44倍。
債券相場は下落。日本時間の午前に実施される米大統領選挙の候補者によるテレビ討論会を控えた前日の米長期金利が上昇したことで、国内債券も警戒感から売り圧力が掛かった。ただ今晩の米国市場の反応を見極めたいとの姿勢もあり、下値は限定的となった。
債券相場は超長期債が下落。昨晩の米国の長期金利が上昇一服となったため、朝方は買いが先行したが、大統領選後の追加経済対策による財政拡大を懸念する動きは、まだ織り込めていないとの見方が支配的で、国内債相場も買い一巡後は、じり安となった。また超長期債ゾーンが売られたことで利回り曲線はスティープ化した。
債券相場は超長期債を中心に下落。米国の景気対策を巡る議論が近く合意されるとの見方から米長期金利がアジア時間でも引き続き上昇したことで国内債も売りが先行した。この日の日銀国債買いオペの結果が弱かったことも相場の重しになったようだ。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年42500憶円、3-5年3500憶円、5-10年4200憶円、物価連動債300憶円(金額据え置き)。応札倍率はそれぞれ3.10、3.94、3.17、3.89倍。
債券市場では超長期債が上昇。一部警戒されていたこの日の20年債入札が、新発需要もあって順調な結果となったことが相場を押し上げた。2週間後に迫った米国大統領選を巡って政策面などで不透明な要因も多いことや、また欧州金利の動向を警戒する向きも多く、積極的な売買は手控えられた。
【メモ】
☆20年債入札(174回,CPN0.4%)落札結果
最低落札価格100円05銭(0.397%)、平均落札価格100円10銭(0.394%)、応札倍率3.86倍(前回3.69倍)。(事前予想中央値100円00銭)