JGBトレーディングフロア(2021年10月5日)

債券相場は下落。この日の10年債入札(364回新発債)が6年ぶりの低い応札倍率となるなど弱めの結果となったことを受けて売りが優勢だった。衆院選の実施時期が前倒しされ、経済対策の大型化と国債増発に対する懸念が高まっていることも重しになった。

【メモ】
☆10年債入札(364回,CPN 0.1%)落札結果
最低落札価格100円47銭(0.049%)、平均落札価格100円50銭(0.052%)、応札倍率2.45倍(前回3.36倍)。(事前予想価格100円49銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2021年10月4日)

債券相場では超長期債が下落。自民党の岸田新総裁が国会会期末に衆議院を解散し、31日投開票の日程で選挙を行う意向が伝わり、経済対策に伴う超長期債の増発が意識されたとの見方。先物も朝方は先週末の米長期金利が低下したことを受けて買いが先行するも上値が重くなり、終了にかけて上げ幅を縮小した。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4500億円、3-5年4500億円、10-25年1500億円(金額は事前通知通り)。応札倍率はそれぞれ2.57、3.11、2.63倍、3.03倍。


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JGBトレーディングフロア(2021年10月1日)

債券相場は上昇。日銀が前日夕方に公表した10-12月の国債買い入れ予定が予想に反して据え置かれたことを受けて買いが集まった。前日の米長期金利が低下したことや、内外の株式相場が大幅安となったことも支援材料になった。

【来週のスケジュール】
10/4
<国内予定>
臨時国会召集(第100代首相に自民党の岸田総裁が選出,新内閣発足の見通し) / 日銀国債買いオペ(1-3,3-5,10-25年) / マネタリーベース月末残高
<海外予定>
【米国】米セントルイス連銀総裁,パネル討論会に参加 /製造業受注8月
【欧州】ユーロ圏財務相会合ユーログループ / 英保守党大会マンチェスター / OPECプラス閣僚級会合オンライン / ノーベル医学生理学賞受賞者発表
【その他】中国休場国慶節

10/5
<国内予定>
10年利付国債入札 / 経産省主催の「TCFD気候関連財務情報開示タスクフォースサミット2021」,黒田日銀総裁と宮園GPIF理事長がビデオメッセージ参加 / 東京CPI(9月) / 日銀の需給ギャップと潜在成長率
<海外予定>
【米国】米マイクロソフト「ウィンドウズ11」提供開始 / 米アップルの創業者,スティーブ・ジョブズ氏没後10年 / 米貿易収支(8月) / ISM非製造業総合景況指数(9月) / マークイット米サービス業・総合PMI(9月) / マークイット・ユーロ圏サービス業・総合PMI(9月)
【欧州】EU財務相理事会 / ノーベル物理学賞受賞者発表 / ユーロ圏 PPI(8月) / 経済協力開発機構OECD閣僚理事会 /
【その他】豪中銀,政策金利発表
<海外決算>
ペプシコ

10/6
<国内予定>
日銀社債買いオペ(1-3年) / 黒田日銀総裁講演(日米財界人会議オンライン)
<国内決算>
ウエルシア(3141)
<海外予定>
【米国】国際決済銀行,大手テクノロジー企業の規制巡る会合
【欧州】ノーベル化学賞受賞者発表 / ユーロ圏小売売上高(8月) / 独製造業受注(8月)
【その他】香港行政長官,施政方針演説

10/7
<国内予定>
流動性供給入札(5年超15.5年以下) / 国庫短期証券6カ月入札 / 日銀支店長会議,黒田総裁あいさつ(テレビ会議) / 日銀地域経済報告さくらリポート / 営業毎旬報告 / 東京オフィス空室率(9月) / 景気一致指数(8月)
<国内決算>
7&iHD(3382) / ローソン(2651)
<海外予定>
【米国】米消費者信用残高(8月) / クリーブランド連銀総裁パネル討論会参加(オンライン)
【欧州】EU司法・内務理事会 / ノーベル文学賞受賞者発表 / 世界貿易機関WTO一般理事会 / 独鉱工業生産(8月)
【その他】中国外貨準備高(9月)

10/8
<国内予定>
国庫短期証券3カ月入札 / 国債買い入れオペ(1-3,3-5,5-10年) / 家計支出前年比(8月) / 毎月勤労統計 / 国際収支(8月) / 倒産件数(9月)
<国内決算>
安川電(6506)
<海外予定>
【米国】米ダラス連銀総裁,退任 / 米雇用統計(9月) / 米卸売在庫(8月)
【欧州】独貿易収支(8月) / ノーベル平和賞受賞者発表
【その他】中国市場,国慶節の休場明けで取引再開 / 中国財新サービス業・コンポジットPMI(9月)
<海外決算>
サムスン電子


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光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2021年10月1日)

10月の第1週の株式市場は、日経平均▲4.89%、NYダウは ▲1.36%、ユーロストックス50▲2.96%と大幅下落となりました。

中国恒大集団の債務問題は解決していないものの影を薄め、代わりに、中国の電力不足およびそれに伴う景気減速懸念、米国の財政の崖問題などで株価は大幅下落しました。ただし、財政の崖にしても、過去に政府閉鎖まで至ったケースが何度もありましたが、株式市場が本格的に崩れたことはなく、今回の株価下落は、テーパーリングを意識した米国長期金利の急上昇によるポジションの調整ではないかと思われます。
今年3月までの米国長期金利上昇局面では、NASDAQは▲12.54%の下落。足元ではまだ▲6.23%の下落なのでまだ下落余地はあり、下値の目途としては52週線13559ptが意識されます。

暫定予算によりひとまず目先の政府閉鎖は回避したバイデン政権ですが、目玉として掲げた巨額のインフラ投資計画を撤回するわけにもいかないことから引き続き予算を巡る攻防あ
繰り返されそうです。
仮に米国政府閉鎖となった場合、過去のの例を見ると、閉鎖後の株価の下落は▲6%~▲8%程度で、9/27の終値を基準にすると32848ドル~31980ドル。こちらもNASDAQと同様52週線32517ドルがサポート目安となります。なお日経平均52週線 は27970円ですのでダウも日経もそれぞれ約1000ドル/1000円下のラインとなります。
日本株に関しては菅総理の退任報道以降のラリーで裁定買い残が増加、売り買い差引1兆4096億円はコロナ前2018年10月以来の水準となっています。
金曜日のNY市場では、メルク社の新型コロナ治療薬の進展の進展報道をきっかけに株価は反発、VIX指数が高値から3.74ptも下落していることから週明けの日本市場もひとまず反発の流れとなりそうですが、政府債務上限問題などまだ解決してるわけではありませんので、あや戻し後の下落を狙って、コール買い先物売りあるいはリスクリバーサル売りなどいいかもしれません。


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