我が国の債券先物取引は、1985年に法整備がなされ、同年10月19日に東京証券取引所で始まりました。当初は、国債残高の累増や、公共債ディーリングの開始など、流通市場の拡大に伴い、そのヘッジニーズとしての役割が強く、取引の中心は、金融機関や一部事業法人が中心でした。現在においても、その役割を担う一方で、金融のグローバル化を背景に、海外投資家の取引シェアも拡大し、また金融リテラシーの向上によって、個人投資家も、資産運用の一環で債券先物取引を活用する動きも高まりつつあります。
当社では、長期国債先物(JGB先物)・ミニ長期国債先物(ミニJGB先物)をはじめとするすべてのJGB関連の商品に対して、対面、ネット取引の双方に対応し、投資家の皆様が債券先物取引をご利用できる環境を整えております。今回は、そういった投資家の皆様が資産運用の一部として債券先物をご活用いただけるよう、商品性について、いくつかのポイントをまとめさせていただきました。お役立ていただけましたら幸甚に存じます。
< 図 1−1 >
< 図 1−2 >
【 国債先物取引のお役立ちサイト 】
TRADING FLOOR|国債市場コメント
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