ウィークリーレポート(2018年6月8日号)


6/8金曜日のNY市場ではダウは+75ドル高となり、週間で+2.77%高と堅調な推移となりました。日本市場も+2.36%と米国市場につられ上昇する一方、欧州市場ではイタリアの政治混乱による南欧の株安が重しとなり、さらに、来週のECB定例理事会で現在実施している債券購入による量的緩和政策の終了を検討と報じられ事からユーロ高となり、ユーロストック50指数は前週比▲0.18%と小幅反落となりました。

(Bloomberg) ECBプラート理事も確認、6月会合で債券買い入れ策の今後を判断へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-06-06/P9WEMH6TTDSB01

12日火曜日には史上初となる米朝首脳会談がシンガポールで予定されています。中間選挙を前に成果が欲しいためトランプ大統領は合意を急いでいるとの観測報道もあり、仮に日本の取引時間に和平合意成立のニュースが流れればご祝儀上げのような動きが見られそうです。

来週は14日日本時間早朝にFOMCが開催され(0.25%利上げ予想)、同日夜にECB定例理事会、翌次15日は日銀政策決定会合(現状維持予想)と日米欧の金融政策が立て続けに発表されます。中でもECB理事会で検討される今後のテーパーリングについては市場の関心も高く、足元ではユーロ高/ドル安・円安、ユーロ安/ドル高・円高とユーロを軸に動く日が多く観測されました(通常はドル高/円安・ユーロ安、ドル安/円高・ユーロ安とドルが主軸なって動きます)。

6/7に発表された5月第5週の投資部門別売買動向では、海外勢が5660億円の売り越しとなっていますが、5/31に行われたMSCIのリバランスに伴う売りとみられ、6/1には先物市場で外資系合計6044枚の買い越しが観測されており、4月からの日本株買戻しは継続していると思われます。

【来週の予定】

6/11 機械受注
【米】3年・10年債入札
6/12 流動性供給入札
【米】米朝首脳会談 / CPI / FOMC(~6/13)
6/13 日銀買いオペ(5-10年)
【米】パウエル議長会見
6/14 日銀買いオペ(1-5年,10年超) / 日銀金融政策決定会合(~/15)
【米】小売売上高 / 【欧】ECB理事会
6/15 黒田総裁会見
【欧】ユーロ圏CPI(確報)


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