金曜日に北朝鮮がミサイル発射するも市場は反応せず(2017年9月15日:9月3週)


<今週の金融市場>
 今週は金曜日(午前6時57分)に北朝鮮が再び日本上空を通過し太平洋に落下するミサイル発射を行いましたが、市場は若干リスクオフの展開となったものの、株価は堅調に推移し、ミサイルが日本を越えていくことに対して、市場はストレスを感じなくなったように感じられました。
 前週は米国のハリケーン被害への懸念から、リスクオフの展開となっていましたが、被害が予想ほど酷くなかったことから、今週はリスクオンの展開となりました。
 ムニューシン財務長官が年内に減税政策を発表する可能性に触れたことも好感されました。
 リスクオンの動きから米国の10年金利は13ベーシス上昇し2.18%となりました。米国の金利が大きく上げたことからドルが買われ、ドル円は先週末の1ドル=107円後半から110円中盤まで戻しました。日経平均先物は前週末比+3.29%の19,909円と2万円手前まで戻してきました。

 セクター別では上昇が32、下落が1、上昇率が大きかったのは証券・商品、保険、電気機器、ゴム、唯一の下落は電気ガスとなりました。スタイルインデックスでは全てが上昇しました。上昇率上位は日経平均株価、マザーズ指数、TOPIXスモールとなりました。

 日本の経済指標では機械受注(7月・前年比)が‐7.5%(前月‐5.2%)と若干予想よりも良い数値が発表されました。中国の経済指標では、小売売上高(8月・前年比)が10.1%(前月10.4%)、鉱工業生産が(8月・前年比)が6%(前月6.4%)、固定資産投資(8月・年初来前年比)が7.8%(前月8.3%)と全体的に前月・予想よりも低い値となりました。

今後の見通し
 来週19日、20日にFOMCが行われます(結果発表は日本時間21日午前3時)。市場の見通しによると、資産買い入れ額の縮小が決定される可能性が高いようです。注目されるのは今後、金利がどの程度引き上げられるのかでしょう。これまでよりも早い利上げ見通しが発表されると、株価が下落する可能性も考えられますが、スタンスがタカ派的に位なる可能性は低いのではないでしょうか。そのため、日経平均株価はFOMC通過後、2万円を試す展開となるでしょう。



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