日本株は弱い展開に(2017年3月5週)


株式市場概況

TOPIXは前週末比-2.03%、前月比-1.48%の1,512.6ポイント、日経平均株価は前週末比-1.83%、前月比-1.1%の18,909ポイントで取引を終えました。ドル円は横ばい展開、米国株は小幅上昇の展開でしたが、日本株は独歩安となりました。

週間のセクター動向では、原油の反発から石油・石炭が上昇率トップ、それに電気機器、鉱業などが続きました。下落率上位は証券・保険、パルプ紙、保険となりました。スタイルインデックスではマザーズ指数、東証2部指数のみが上昇し、その他は下落となり、バリュー、ミッド400、コア30などの下落が大きくなりました。

個別株のチャートを見ていると、トランプラリーをけん引した銀行株が100日移動平均を割り込み始め雰囲気が悪くなっている感じを受けます。また、市場動向の先行指標と言われる野村証券株も100日移動平均線を下回ってきており、相場の雰囲気の悪化が感じられます。

これは海外投資家の売りが影響していると考えられます。3月最終週の投資部門別売買状況はまだ発表されていませんが、1月初めからの海外投資家の先物と現物を合わせた売り越し額は2兆円に迫っています。また、海外投資家は日本国債も売り始めているのも気にかかります。

 

日本の経済指標では小売売上高(2月、前年比)は+0.1%と前月の+1%から伸び悩みました。失業率は+2.8%(前月+3%)と22年ぶりに2%台まで低下しました。全世帯別家計調査、支出(2月、前年比)は-3.8%(前月-1.2%)となりました。前月比では+2.5%と2ヵ月連続の増加となっていますが、前年比での伸び悩みを見ると、消費の伸び悩みは深刻なようにも感じられます。

米国の経済指標では製造業PMI(2月)が53.4と前月の54.2から低下する一方で、消費者信頼感(3月)は125.6(前月114.8→116.1)と16年ぶりの水準となり、消費意欲が強くなっていることが示されました。

 

今後の見通し

今年も速いもので初めの1四半期が終わりました。TOPIX指数は-0.4%、日経平均株価は-1.07%、東証2部指数は+14.65%、ジャスダック指数は+8.72%、マザーズ指数は+13.6%となりました。大型株は伸び悩んでいるものの小型株は堅調となっていることが分かります。海外投資家の大部分は大型株のみを保有しているため、先にも述べた2兆円の売りが大型株の上値を重くしているのでしょう。一方で日銀のETF買い越し金額は年初来で1兆6,339億円となっており、海外勢の売りをほとんど日銀が買ったということが分かります。積極的に上値を買ってくれる海外勢が、第2四半期は買いに転じてくれるのかというのが今後の日本の株式市場の行方を見る上で非常に重要になります。

その要因になるのは森友問題の終焉かも知れません。当初重要視されていませんでしたが、このところ海外紙でも報道されているようです。アベノミクス期待で買っていた投資家にとって政治リスクはポジションを落とすきっかけになっているかもしれません。

そのほか気になるのは米国のトランプ大統領の動向です。オバマケアの代替案は成立せず、議会との軋轢が目につくようになっています。トランプ大統領の政策実行力に疑問が生じており、トランプ大統領の支持率も今週は一時35%まで低下しました。市場のトランプ大統領への期待がいつ失望に変わるのか、その辺りは気を付けたいところです。

各種レポートによると、4月は海外投資家が買いを入れやすい月であるようです。上記のような不安材料を打ち消すような相場展開となることが期待されます。



本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2017年3月31日)


(10:10)
日銀買いオペ通告 1-3年、3-5年、5-10年。
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/of170331.htm

(12:00)
落札結果
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/ba170331.htm

(17:00)
当面の長期国債等の買入れの運営について(4月分)

変更点

残存期間 3月
1 回当たりオファー金額(単位:億円)
4月
1 回当たりオファー金額(単位:億円)
1-3年 3,000~4,000 程度 2,000~3,000 程度
3-5年 3,500~4,500 程度 3,000~4,000 程度

本日の国債利回り


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光世証券株式会社 
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小幅安の展開に(2017年3月30日)


株式市場概況

本日のTOPIXは前日比-14.48ポイント(-0.94%)の1527ポイント、日経平均株価は-154.26ポイント(-0.8%)の19,063ポイントと弱い展開となりました。寄付き後も弱く、日経平均で19,150円をサポートとして変動していましたが、13時過ぎにそこを割り込むと19,050円付近まで下落する展開となりました。

セクター別では、昨晩の米国市場で原油価格が上昇したため(原油在庫の伸びが市場予想に届かず)石油・石炭が上昇トップ、非鉄金属、鉱業が続きました。上昇は3セクターのみでした。下落が大きかったのは電気ガス、パルプ紙、陸運でした。
スタイルインデックスは全て下落となりました。TOPIXの中小型が相対的に弱くなりました。

個別株では、本日臨時株主総会があった東芝が前日比8.8円高の228.2円となりました。主力のメモリ事業の分社化も承認され、債務超過状態からの脱却が期待されます。

本日IPOのユーザーローカル(3984、マザーズ)は買い気配のまま本日の取引を終えました。東証1部に上場したスシロー(3563、公募価格3,600円)は初値3,430円と公募比170円安、終値は3,410円と公募比で190円となりました。

3月4週の投資部門別売買状況は売りが海外投資家、買いが個人、自己となりました。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-7.70ポイントの1064.62ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は74(33.0%)、下落銘柄数は144(64.3%)、変わらずは6(2.7%)、売買代金は前日比171億円の1080億円と前日比で増加しました。

上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比160、終値5,300)、WASHハウス(6537、前日比680、終値5,830)、トライステージ(2178、前日比66、終値782)、下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-450、終値10,900)、CYBERDYNE(7779、前日比-32、終値1,609)、アスカネット(2438、前日比-215、終値2,210)となりました。売買代金上位銘柄はアスカネット(2438、前日比-215、終値2,210)、ミクシィ(2121、前日比160、終値5,300)、ディー・ディー・エス(3782、前日比9、終値1,170)でした。

マザーズ先物は前日比-4ポイントの1047.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は294枚でした。


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JGBトレーディングフロア(2017年3月30日)


(12:45)
財務省:2年利付国債の入札結果
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/resul20170330.htm

 


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配当落ち分を翌日に戻す(2017年3月29日)


株式市場概況

本日の株式市場では、TOPIX指数は前日比-2.76ポイント(-0.18%)の1542.07ポイント、日経平均株価は前日比+14.61ポイント(+0.08%)の19,217ポイントで取引を終えました。昨日が3月決算銘柄の権利付き最終日であったため、日経平均株価は130円ほど配当落ち分の下落があり、それを一日で埋めたということは相場がかなり強いシグナルとして考えられます。

セクター別動向では石油・石炭、電気ガス、鉱業が強く、空運、その他金融、建設の下げが大きくなりました。スタイルインデックスではマザーズ指数の大幅上昇が目立ちます。


マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比27.89ポイントの1072.32ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は191(85.3%)、下落銘柄数は27(12.1%)、変わらずは6(2.7%)、売買代金は前日比-43億円の909億円と前日比で減少しました。

上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比550、終値11,350)、ディー・ディー・エス(3782、前日比146、終値1,161)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比36、終値775)、下落寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比-30、終値5,140)、ACCESS(4813、前日比-33、終値1,028)、アスカネット(2438、前日比-40、終値2,425)となりました。売買代金上位銘柄はディー・ディー・エス、そーせいグループ、アスカネットでした。

マザーズ先物は前日比28ポイントの1051.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は148枚でした。


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